Protemosとは?

Protemosは、生産性を高めるために設計された、翻訳会社向けの業務管理システムです。 使いやすく、セットアップも簡単で、特別なトレーニングは 必要ありません 。   10年も経たないうちにProtemosが小さなスタートアップ企業から、何千社もの企業やフリーランス翻訳者から信頼されるパートナーになったのも不思議ではありません。  Protemosでは、クライアントとベンダーのデータベース、請求書の発行などの財務にまつわる詳細、ファイルの保存と転送、オンラインCATツール、ジョブの割り当て、納期と納品の管理など、多くの機能が統合されます。 

memoQとの連携

ProtemosとmemoQのインテグレーションを伝えるニュースは、両方のツールのユーザーから熱狂的に歓迎されるでしょう。  多くのユーザーが待ち望んでいたものが、 遂に登場したのです。    このインテグレーションによって、2つのシステム間でプロジェクトをスムーズかつ簡単に転送できるようになったので、手作業のコピー&ペーストに費やしていた時間を節約できます。 また、ProtemosプロジェクトをワンクリックでmemoQに再現できます。言語ペアや納期、クライアント情報、ファイルなどの情報が失われず、すべて共有されます。 その逆も然りで、関連するすべての情報を変更せずに、memoQプロジェクトをProtemosに取り込むことができます。  しかし、これだけではありません。     例えば、Protemosでプロジェクトを作成し、memoQで別のプロジェクトを作成した場合、  これらのプロジェクトはワンクリックでリンクさせることができ、もう一度クリックすればリンクを解除できます。 この操作は実にシンプルです。 

このサービスをmemoQで利用するには

ProtemosとmemoQのインテグレーションの最も魅力的な点は、そのシンプルさです。    ほんの数分で始められるので、特別な知識やトレーニングは必要ありません。     それがいかにシンプルか、スクリーンショットでご覧ください。 

1.まず、Protemosで [Settings(設定)] ⇾  [Integrations(インテグレーション)] ⇾  [memoQ] の順に選択します。

Protemos Integration with memoQ

2.次に、最初のリンクをクリックしてmemoQ server名をコピーします。

Protemos Integration with memoQ

3.必要に応じてmemoQにログインし、サーバー名をコピーしてmemoQ serverのドメインを覚えておきます。

Protemos Integration with memoQ

4.[Enable(有効)] ボタンをクリックします。

Protemos Integration with memoQ

5.ドロップダウンリストからmemoQ serverのドメインを選択し、コピーしたmemoQ server名と、memoQカスタマーサポートから送られてきたmemoQ APIキーを入力します(WebサービスAPIが必要です)。その後、[Update(更新)] ボタンをクリックします。

Protemos Integration with memoQ

6.これで終わりです。memoQのインテグレーションページは次のようになります。

Protemos Integration with memoQ

これで準備完了です。   いかがでしたか? 予想以上に簡単だったのではないでしょうか。 

XTRFとのインテグレーション

XTRFは、翻訳作業を管理するためのウェブベースのプラットフォームです。 memoQ serverとのインテグレーションは広範囲かつ強力で、完全自動化されたプロジェクト作成や自動ファイル分析、プロジェクト管理を利用できます。 2004年に設立されたXTRFは、翻訳市場で最も有名な管理システムの一つとなっています。 画期的なクラウドベースのシステムが特徴のXTRFは、ユーザーフレンドリーな方法で管理システムを操作できるので、所要時間が短縮され、反復する手作業が減り、ユーザーのコスト削減につながります。

メリット:

このインテグレーションにより、memoQとXTRFでシームレスに作業を進めることができます。

ベンダーの選定と割り当て

ベンダーの割り当てはXTRFを介して行えるので、担当ベンダーにmemoQの文書が割り当てられます。 ベンダーがXTRFで変更を行うと場合、その変更はすぐにmemoQに反映されます。

見積もり作成

memoQ/XTRFプロジェクトでは、まずXTRFで見積もりを作成します。 memoQ serverがプロジェクトファイルを解析し、XTRFに解析結果を送信してから、見積もりを作成します。 見積もりと同時にmemoQプロジェクトを作成するかどうかは、XTRFで選択できます。

 

プロジェクト開始

 

XTRFを選択することで、見積もりに基づいてmemoQプロジェクトを開始できます。 memoQプロジェクトの作成を開始する前に、ファイルとリソースをXTRFプロジェクトに追加する必要があります。

 

納品

納品前にmemoQの翻訳メモリが更新され、翻訳されたファイルがmemoQからXTRFにエクスポートされます。 これで準備完了です!

 

memoQとXTRFのインテグレーションについて詳しくは、こちらの動画をクリックしてご覧ください。

Plunet BusinessManagerとのシステム連携

Plunet BusinessManagerは、memoQ serverやmemoQ cloudと接続可能な、翻訳プロジェクトを管理するためのウェブベースのプラットフォームです。 インターフェースはmemoQManagerと呼ばれ、ファイルベースで連携する標準バージョンと直接システムを連携(ダイナミック連携)する進化バージョンがあります。 memoQとPlunetのダイナミック連携では、Plunet上で作成した翻訳プロジェクトがそのままmemoQに取り込まれます。 memoQManagerのダイナミックを運用する中で、新しいバージョンへのアップグレードを希望する場合は、Plunetのサポートチームに新しいバージョンが既に利用可能かどうか、必ず事前に確認してください。

memoQManager | 標準バージョン

memoQManagerでは、プロジェクトの価格と経費を計算できます。  memoQManagerの標準機能は次のとおりです。

見積またはオーダーエリアでCSVファイルをアップロードする。

memoQの分析結果に基づいて翻訳、校正、品質チェック、DTP、エンジニアリングなどの価格単位を割り当てる。

翻訳サービスや、校正、DTPプログラムとの連携、品質チェックなどのサービスを自動計算する。

予測される目標時間に全価格単位を割り当てる。

複雑な見積もりや注文でも、ワンクリックで価格の計算や納期の予測を行う( WorkflowResourceManagerモジュールが必要です)。

翻訳者、校正者、品質チェッカー、DTPスペシャリストの作業費用をボタン一つで自動計算する。

memoQManager | 進化バージョン

memoQManagerの進化バージョンでは、上記の「標準」機能に加えて、次の機能も利用できます。

Plunet BusinessManagerでプロジェクトを設定するオプション。プロジェクトはmemoQ server上のバックグラウンドで同時に作成されます。

 文書の分析や価格の自動計算、BusinessManagerとmemoQ server間でのデータ同期によるプロジェクトの自動更新、バイリンガルファイル(XLIFF、MBD、2カラムRTF)の作成、各種インポートおよびエクスポート機能などのオプション。

memoQ server上で利用できる翻訳メモリや用語集データベースへアクセスする。

ユーザー情報やログインデータなどのプロジェクト情報をPlunet BusinessManagerからmemoQ serverに転送する。

2つのシステムの相互連携によってプロジェクト管理がシンプルになり、自動化されます。 これによってプロジェクトマネージャーは、両方のシステムにおいてプロジェクト管理する必要がなくなります。 重複する作業を簡素化することで費用と時間を節約することができ、プロセス全体が効率化されます。

Plunet BusinessManagerとmemoQのシステム連携によるメリット

重要な作業に集中できる時間が増える

ミスが減る

プロジェクト管理にかける費用が減る

投資収益率が改善される 

生産性が向上する

品質が向上する