Content Connector

多くの企業が複数の言語でコンテンツを公開していますが、そのコンテンツが変更された場合には、対応する翻訳もすぐに更新する必要があります。 アジャイルローカライゼーションやウェブサイトローカライゼーションは、そのようなコンテンツの例に過ぎません。 何をどの言語に翻訳する必要があるのかを決定するルールがあり、ファイルタイプも事前に定義されています。 このようなコンテンツは、ファイルシステムに保存されたり、ウェブコンテンツ管理システムや文書管理システム、バージョン管理システムなどに埋め込まれていたりすることが珍しくありません。 その点において、Content Connectorはコンテンツのピックアップとルーティングを自動化するので、プロジェクト管理の必要性がなくなり、シームレスなプロセスが実現します。

仕組み

例えば、あなたの翻訳会社で、お客様がプロジェクト文書の転送にFTPサイトを利用しているとします。 そのような場合、FTPサイトにContent Connectorをインストールすれば、Content ConnectorがFTPフォルダを監視し、変更されたコンテンツが見つかると、事前に定義されたルールに従って別のmemoQオンラインプロジェクトにインポートしてくれます。  このプロジェクトでは、実行すべき一連の正しいステップを選択することができ、文書は自動的に適切な翻訳者とレビュー担当者に割り当てられます。これはFirstAcceptに則って行われるので、グループの中で最初に手を挙げた人がその翻訳ジョブを担当することになります。 その後、お客様が一部の文書を更新し、FTPサイトに新しい文書を追加したとします。 すると、Content Connectorは、新しいファイルが追加され、一部が変更されたことを確認します。 そして、更新されたファイルは新しいバージョンとしてプロジェクトに追加され、新しい文書は新しいファイルとして追加されます。 翻訳者とレビュー担当者、プロジェクト管理者の全員に新規ジョブの割り当てがEメールで送信され、翻訳対象の単語数が記載されたEメールがお客様にも送信されます。 その後、最終的なファイルがFTPフォルダの指定した場所に納品されます。  メリット:

変更されたコンテンツや新しいコンテンツを翻訳用に自動でインポート

文書を自動で準備・分析

要件に基づいてユーザーを自動で割り当て

ファイル納品の自動化

プロジェクトの期限の短縮化、プロジェクト管理の経費削減

Easylingとのインテグレーション

Easyling.comはプロキシベースのウェブサイト翻訳ソリューションです。 ウェブサイトを収集し、すべてのページとテキストを特定して翻訳コストを分析します。 その後、Easyling.comに組み込まれているコンテキストに応じたライブ編集/プレビュー/レビューエディタを使って翻訳することも、XLIFFファイルとしてエクスポートしてmemoQで翻訳することもできます。   翻訳が完了すると、Easylingが翻訳済みのウェブサイトを作成します。 さまざまな国のユーザーが、それぞれの自国語でウェブサイトを見ることができます。    Easylingのメリット:

わずか数分でウェブサイトの単語数と繰り返し数がわかる

1クリックでコンテンツをXLIFFへ抽出できる

瞬時の視覚的なフィードバックで、元々のコンテキストやレイアウトに翻訳がどのように収まるか確認できる

ホワイトラベルの翻訳プロキシ

EasylingとmemoQのインテグレーション

memoQでウェブサイトを翻訳するには、EasylingからXLIFFファイルをエクスポートします。 このXLIFFファイルをmemoQで翻訳します。 翻訳が完了したら、翻訳済みのXLIFFをEasylingにインポートすることによって、翻訳されたページを確認できます。    Easylingの詳細については、こちらからEasylingのウェブサイトをご覧ください。 

WordPress Connector

安定性と拡張性において高く評価されているWordPressは、ウェブサイトの管理に最適なシステムです。 また、WordPressでは多言語サイトも簡単に管理できます。 memoQ WordPress Connectorを使えば、ウェブサイトの多言語翻訳を簡単に途切れなく、効率的に進められます。   memoQ connector for WordPressは、WPML(WordPressプラグイン)とmemoQ server間の完全自動化された翻訳ワークフローを提供します。 これを利用すれば、WordPress内で多言語のウェブコンテンツや翻訳プロジェクトを簡単に管理できます。

短期間でグローバル化: 今までのグローバル化と言えば、大企業だけの話のようでした。 しかし、そのような状況は確実に変化し、新たに市場参入することはすべての人にとって身近なものになりました。 memoQ WordPress connectorを使ってWordPressファイルを翻訳することで、より効果的なローカライゼーションプロセスをより短期間で進めることができます。

変更箇所だけを翻訳: ソースファイルに加えられた変更だけを翻訳することで、時間とコストを節約し、効率を上げることができます。

シームレスなインテグレーション: memoQとWordPressの間のローカライゼーションサイクルは完全に自動化されています。

memoQ WordPress connectorを使い始めましょう!

WordPressで多言語のウェブサイトを管理している場合は、このコネクタを使って翻訳ワークフローを自動化できます。 使い始めるには、memoQ serverのライセンスを取得するか、またはmemoQ serverを使っている翻訳会社を見つける必要があります。

翻訳会社の皆様へ

この新たに自動化されたワークフローを活用するには、WordPressインテグレーションライセンスを取得して、memoQ serverをクライアントのWordPressサイトに接続する必要があります。   この接続により、自動化されたワークフローが確立され、お客様は翻訳注文や見積もり依頼を簡単に提出できるようになります。 自動化できるステップの数に制限はありません。