ライフサイエンスという言葉は、医療機器、医薬品、ワクチン開発、臨床試験、その他専門分野の総称です。ライフサイエンスにおけるこれらすべての分野には、その産業に特化した翻訳要件が存在し、翻訳のワークフロー自体もそれぞれ異なります。memoQ TMSはそれらすべての、独自のワークフローに対応しています。

memoQの高度なセキュリティ基準はISO 27001に準拠しています。これには27001に基づくISMSが含まれます。ISO 27001認証に加え、memoQはISO 9001認証も取得しています。
便利なシングルサインオンで、サーバー管理者や所有者はユーザー認証を第三者システムに委ねることができ、データとユーザー情報の安全性を確保することができます。
データのアクセス性についてはご安心を。memoQ TMSは、アクセス権限のレベルが各種存在する組織に対応しており、システム管理者がユーザーのアクセスを追加・停止・終了できるため、リソースやプロジェクトへのアクセス管理が柔軟に行えます。
memoQ TMSの効率的なリアルタイムコミュニケーションとコラボレーション機能により、複数の作業者が同時に同じ文書に対して作業をすることができます。
memoQ TMSでは、最新かつ最もポピュラーなMTエンジンを翻訳プロセスに組み込むことができます。MTエンジンは、ソースコンテンツに基づいて自動的にターゲット言語の翻訳を提案してくれます。それを人間のポストエディターが、あたかも人間の翻訳者が翻訳したかのような訳文へと修正します。修正後の翻訳文が、翻訳メモリへ追加されることによって、以降もその訳文を再利用することができます。
このように機械翻訳を利用することで、素早く翻訳をしつつ、追加費用無しでその翻訳を将来にも有効活用することができるのです。
AIはあらゆるところに存在します。最新技術を活用して言語バリューチェーンの改善に役立てましょう。
memoQのAIベースの品質評価は、機械翻訳されたコンテンツの適用可能性や有用性を提示してくれます。人工知能をベースにした品質評価 (AIQE) により、翻訳者やプロジェクト管理者は、質の低い機械翻訳のリスクに対して効率的に対処することができ、貴重な時間とコストを節約できます。
ライフサイエンスにおいて用語の正確性は極めて重要です。memoQ TMSは高度な用語機能を複数備え、正確さや統一性をコントロールして、翻訳に役立つメタデータを提供します。多言語対応の用語ベースには、説明文や画像など様々なメタデータタイプを含めることができます。
TM+は次世代の翻訳メモリエンジンで、パフォーマンス、安定性、信頼性が大幅に向上しています。1,000万セグメント以上をシームレスに処理可能な破損防止設計で、高速な前翻訳、統計、ルックアップ結果の表示を実現しています。
ライブ文書はmemoQ TMSに標準搭載された翻訳メモリの代わりとして活用できる機能です。複数のファイルの整合も数秒で完了し、参照ファイルとしても利用することができます。TMとは異なり、ライブ文書はセグメント単位ではなく翻訳文書全体を保持したまま使用できます。
memoQは多くのQAチェック機能のほか、用語の統一性チェックが可能で、ソース言語からターゲット言語、またその逆もチェックすることができます。
その分野の専門家がCATツールの操作に不慣れな場合にも、シンプルなブラウザベースのユーザーインターフェースを使ってもらうことで、memoQ TMSの能力をベテランの翻訳者以外にも広げましょう。プロジェクト管理者は、ファイルをエクスポートし、専門家によるチェックのために準備する必要はありません。現地専門家によるすべての編集内容の概要が確認でき、提案された変更内容も簡単に伝達、文書化できる仕組みとなっています。
ライフサイエンスの翻訳は、品質基準の厳しさや短いライフサイクルなど、困難が伴うことがあります。私たちはその大変さを理解しています。
memoQはライフサイエンスの翻訳プロジェクトも考慮に入れて設計されており、ファイル形式や言語の組み合わせ、その他の要件に関わらず、あらゆる高度な機能を翻訳に役立てることができます。memoQ TMSは単なる翻訳環境ではなく、日常の翻訳ニーズに応える強力なツールです。磨き抜かれたワークフロー、非常に高い品質、スムーズなチーム連携性など、多くの理由でmemoQはたくさんのライフサイエンス企業に選ばれています。
より簡単なプロジェクト管理とスマートな機能で、ライフサイエンス分野の翻訳はもっと効率化できます。memoQ TMSにお任せください。
年に複数回のリリースで、memoQ TMSは継続的に改良・拡張されています。memoQ TMSがどのように進化しているかを、「Features You Missed」ページからご確認ください。
ライフサイエンスの翻訳は多様な形態や形式がありますが、memoQ TMSはあらゆるプロジェクトで必ず活躍します。たくさんのスマートな機能が、ライフサイエンス翻訳をさまざまな面で向上させてくれるはずです 。
言語的妥当性検証は、規制産業の翻訳における正確性、文脈的同等性を確認する作業です。翻訳と逆翻訳や、複数のレビュー手順が実施されます。言語的妥当性検証の主となるゴールは、細部までの正確性と文脈的同等性を確保することにあります。 ソフトウェアのローカライゼーションにおける文脈的同等性は、さらに高度な文化適応が求められます。
言語的妥当性検証のワークフローでmemoQを活用できる方法をご覧ください:

あなたを助けてくれるインカントリーレビュー担当者がもっと楽に作業ができるように!インカントリーレビュー担当者がファイルで直接的に、直感的に作業できるブラウザベースのインターフェースのオンラインツールをリリースしました。担当者はmemoQ TMSをインストールする必要はありません。memoQ 10.1以降は、インカントリーレビュー担当者が翻訳にコメントする、ほかの作業者のコメントを表示する、参照ファイルをダウンロードする、単語や表現を検索するといったことができます。
プロジェクト管理者も、この洗練されたインカントリーレビューツールのメリットを享受することができます。レビュー担当者の作業を追ったり、他のプロジェクトのリソースから参照ファイル、用語ベース、翻訳対象外を選んだりすることができます。また、レビューツール内で直接レビュー担当者とコミュニケーションを取ることもできます。
memoQ TMSのユーザー管理とプロジェクト設定は最先端です。ライフサイエンス産業のプロジェクト管理者は、その複雑かつプレッシャーの大きなプロジェクトを最初から最後まで、市場最高のテクノロジーと信頼できるデータセキュリティで管理することができます。
memoQ TMSは会社のニーズに合わせて、様々な形態で用意できます。
お客様のインフラストラクチャー内にmemoQ TMSをインストールする、オンプレミス版をご提供しています。これは、サーバー管理に必要なIT分野のノウハウとスタッフをお持ちの企業、またはITセキュリティ上の方針でオンプレミス以外のサーバーデプロイを禁止している組織に適しています。それ以外にも、Microsoft Azureを利用したクラウド環境での導入オプションも2種類ご用意しています。